出典:FFT|主人公のテーマ|
制作:iwa
[audio:/mft3/04iwa_mft3.mp3]
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カニが美味しい季節になってまいりました昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか。iwaです。
MFT初参加という事で、初めましての方々初めまして。以後お見知りおき下さい。よろしくお願い致します。
個人的にカニかFFTか、くらいに大好きなFFTの曲アレンジ大会で、勝手に血湧き肉躍らせております。
主催のDynastess様に大感謝。
というわけで、”牛乳”お送りします。
主人公のテーマをジャズィーにアレンズィしてみました。タイトルはアレでアレレですが。
いやでも、よく曲名に”ブラッディマリー”とか”ソルティードッグ”とか”亀甲蔵大吟醸”とか酒の名前付くじゃないですか。
そのノリです。ほら、丁度FFTにも関わってるし。
さてジャズィーと言えば酒場。酒場といえばアレですよ。上品な色香が漂い、人々に安寧をもたらす一方、欲望のエロスが渦巻き、善と悪が束縛される事なく飛び交う、言うなれば表裏両面で社会を支える場。
そこには既存のルールは存在せず、だが暗黙の内に定められたルールが存在する。それぞれの欲望を満たす為、人々は今日もまたこの場所に足を踏み入れる―彼もまたその一人であった。
『待たせた様だな。』
不意に背後から声を掛けられた男は少し大袈裟に、待ちくたびれたぞとでも言いたげな表情を作った。
「ああ、それより―本当に良いのか。命を落とす可能性の方が高いぜ。」
彼は無愛想に男を見やり、男のグラスを手に取り空にした。カラン、と氷が音を立てて崩れるが、すぐに周囲の喧噪にかき消されていった。
『命なんざ、俺はあの時既に落としてるんだ。今更何を迷う。復讐ってのはつまりそういう事だろう。それとも何だい、お前さんが迷っているのか。怖いのか。』
「別に。俺はあんたに直接手を貸すわけでも無ければ、この事で奴らに目を付けられる事もないさ。何せここはそういう場所、そして俺はそうやって生きてきたんだ。―マスター、ミルクを頼む」
『それなら嫌という程俺の様な男を見てきただろう。そういう事だ。例の話を聞かせてくれ。』
融通の利かない彼の言葉に男は少し眉を顰めたが、すぐに呆れた様な顔を作りこう言った。
「全く、嫌という程見てきたから嫌なんだよ。いいぜ、金を用意しな―よし、耳を貸すんだ。」
全く普段通りの光景であった。そして、このような会話に耳を傾ける事に意味は無い事を、人々は良く知っている。
彼らにはそんなものよりも、見慣れた演奏隊の聴き慣れたバラードの方がよほど興味深く感じられた。
少しの時間が経ち、いつもの曲が終わる頃、彼はまた無愛想に男を見やり、一言の礼と金を置いて席を立った。
男は去る彼の背を見てもう一度だけ「死ぬぜ。」と呟
ええまあ飽きたんで止めます。曲の話でもしましょう。いつもグダグダです。
これでもかという程のジャズバンド構成です。サックスカルテットです。ドラムの使い方がよくわかりません。
ベースも全然分からないしサックスも知りません。あとエレピ使いも理解できません。
とりあえずライブっぽいキメっぽいフレーズをディリータっぽく入れました(←?)
あとは、サックスのソロの最後にゲーム中の酒場の曲のフレーズでも入れようかと考えたんですが、
何をどう間違えたのか某ウィンターソナタの曲になってしまいました。てへ。
それでは、長々と書いてしまいましたがこのあたりで失礼します。いろいろ反省してきます。
曲を聴いて下さった方、どうもありがとうございました。